相差天王くじら祭:クジラみこし練り歩く 海の安全、大漁を祈願
鳥羽市相差(おうさつ)町の相差漁港で14日、「相差天王くじら祭」が催された。
大小のクジラみこしや小学生の鼓笛隊、婦人会の民謡踊り連などが繰り出し、
町は終日にぎわった。
漁港広場で漁業関係者や町内会役員らが海の安全と大漁を祈願した後、
全長8メートルと4メートルのクジラや竜宮城などのみこしが連なり練り歩いた。
みこしは海女らに担がれて海上をパレード。夜には花火が打ち上げられた。
相差には漁師たちの信仰を集める、青峯山正福寺の本尊の十一面観音が、クジラに乗って現れたと伝えられている。祭りは1989年に、この故事にならって始まった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090715-00000120-mailo-l24