名古屋市は17日、市営バス運転士5人が料金箱の硬貨払い出し機能を不正操作して
現金計約87万円を着服していたと発表した。
「常習的で極めて悪質」として5人を懲戒処分し、刑事告訴する。
市によると、5人は41〜67歳の男性で、着服の最高額は約37万円。
3人は「覚えがない」と否認しているが、
2人は「経験的に方法を知った」「パチンコに使った」などと話しているという。
5人はバスターミナルでの待機時間などに、乗客が誤って料金を投入した際に使う料金箱の硬貨払い出し機能を悪用。
十円硬貨を複数回払い出し、百円や五百円硬貨に両替して持ち帰っていた。
1日に1050回払い戻しボタンを押して1万500円を着服したケースもあった。
ことし6月に営業所の職員から情報提供があり、記録が残る4月から6月までのデータに基づき、
全運転士に調査を実施して発覚。
これまで市はデータを照会していなかった。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/109544 解放同盟鳥取市協執行部17人総辞職 市の補助金不正受給
部落解放同盟鳥取市協議会は29日、元会計責任者(40)が架空の人権コンサートをでっちあげて平成17年度の市教委の補助金50万円を
不正受給していたことを認め、「個人のやったことだが組織にも問題があった」として、議長ら協議会執行部17人が総辞職したと発表した。
50万円については全額返還する姿勢を示しているが、市教委は「事実解明が不十分」としてまだ受け取っていない。
同協議会によると、17年度、市教委から同和地区保護者育成事業費として、補助金130万円の交付を受けた。
そのうち50万円分について、架空の人権コンサートを開催したことにして、協議会でプールしていたという。私的流用はなかったとしている。
同協議会議長の山田幸夫鳥取県議は「年度末に使い切れなかった金の処分に困り、元会計責任者がよかれとやったこと。
市町村合併で(協議会の)予算は1800万円にふくれあがったが、事業計画も実績報告も会計責任者1人に任せチェック体制ができていなかった」と述べた。
山田議長は部落解放同盟県連合会の書記長も辞職した。
この問題をめぐっては、市教委が19年6月、元会計責任者を鳥取署に告発。元会計責任者は詐欺容疑で20年6月27日に書類送検されている。
ttp://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080829/crm0808292016035-n1.htm