複合に夏苺栽培 鉢花の技術生かし手応え

このエントリーをはてなブックマークに追加
1 ノミノフスマ(千葉県)

 山梨鳴沢村の鉢花生産農家、三浦要さん(49)、さつきさん(45)夫妻が、県育成の夏イチゴ「かいサマー」の栽培に取り組んでいる。
花栽培の技術を生かした複合経営に手応えをつかみ、3月には仲間と鳴沢村イチゴ夏取生産組合を設立した。

 三浦さんは、20年以上鉢花生産に取り組む園芸農家。「かいサマー」栽培には、花栽培の技術を買われて3年前からかかわってきた。
今年からは仲間も4人に増え、JA鳴沢村も支援し、販売はJAが運営する「道の駅なるさわ」で行う。

 収穫は今月4日から始まっており、9月下旬まで続く。「今年は500株を栽培し、消費者の反応や経済性も検討する。
シクラメンやクリスマスエリカなど花との複合経営もできる」と自信を持つ。

 JAの担当者は「高級感が出るよう平パックを使って販売する。道の駅の目玉になってほしい」と期待する。
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/modules/bulletin8/article.php?storyid=9709