消防士が免許証失効後に消防車71回も運転 東京消防庁は公表せず
東京消防庁世田谷消防署の男性消防士長(30)が、運転免許証の有効期限が切れた後に計71回
消防車などを運転していたことが11日、同庁への取材で分かった。
同庁では、板橋消防署の副士長が免停中に救急車を運転していたことが10日に発覚し記者会見を開いたが、
今回の件は公表していなかった。
同庁によると、消防士長は3月10日に免許の有効期限が切れ失効。
5月20日に上司が免許を点検するまで期限切れに気づかず、運転業務を続けていた。
免許は毎日点検しているため、確認方法が不十分だった疑いがある。
東京消防庁は「早期に再発防止策が徹底されていれば板橋の事案を防げた可能性があり
おわび申し上げる」としているが、10日の時点で公表しなかったことについては「免停ではなく期限切れということで公表は控えた」としている。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090711/crm0907112005023-n1.htm 依頼786