梅もぎ収穫隊:蔵王で始まる 首都圏の夫婦ら農作業の手伝い /宮城
首都圏から訪れた人たちが、蔵王町内の農家で梅もぎ収穫の手伝いなどをする
「蔵王町・梅もぎ収穫隊」が10日、町内の農家で2泊3日の日程で始まった。
梅もぎ収穫隊員は中高年の夫婦らを中心にした31人。
東京都や神奈川県などからマイカーや東北新幹線で蔵王町入り。
午後1時半から町ふるさと文化会館での歓迎会を兼ねた説明会に出席した後、町内4戸の受け入れ農家に分散。
同町曲竹の我妻秀勝さん(55)方にも8人が収穫隊員として駆け付け、
大きくたわわに実った大きな梅を一個一個もぎ取る収穫支援作業に汗を流していた。
東京から参加した鎌田光子さんは「収穫の喜びが体験できるとともに、
農家の人に喜んでもらえるのでうれしい」と語っていた。
同町では約200戸の農家が約70ヘクタールで梅を栽培、年間約240トン生産する県内一の梅産地。
収穫隊員は梅もぎのほか、農作業の手伝いもする。【豊田英夫】
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20090711ddlk04040098000c.html