政府機関などのウェブサイトに対するハッカー攻撃が続いている韓国で9日夕から、行政安全省や国民銀行、大手ポータルサイトなど計7サイトに3回目の攻撃が行われ、
アクセスが一時的に不可能になったり、極端に時間がかかるなどの障害が一部で発生した。
外交通商省や国防省のサイトもダウンした状態になっている。
韓国政府は9日、この問題で関係省庁などによる次官級会議を開き、コンピューターに関する保安対策の強化を確認。権泰信首相室長は、
攻撃の背後に北朝鮮がいるとの見方に触れながら「韓国の体制に対する攻撃で、安全保障を脅かす挑発行為だ」として、情報機関の国家情報院と、捜査機関の検察、警察に迅速で徹底した捜査を要請した。
さらに、攻撃は「サイバーテロだ」とし、国家機密の流出などが起きないよう各省庁に厳重な対応を取るよう指示した。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090709/crm0907092216052-n1.htm