平井知事とキム知事が会談
境港と韓国、ロシアを結ぶ国際定期航路の第1便で鳥取県を訪れている
カンウォン道のキム・ジンソン知事は平井知事と米子市で会談し、貨物や
乗客を増やすため鳥取県、カンウォン道、ロシア沿海地方の3つの地域が
参加した協議会の設置を進めることで意見が一致しました。
キム知事と平井知事の会談は米子市のホテルでおよそ40分間行われ、
新航路の活用策を中心に意見を交わしました。
この中でキム知事は「航路の活性化を進めるには課題を一つずつ
解決しなければならず、まず貨物の確保を進めていくために幅広く経済界を
巻き込んでいくことが大切だ」と述べて、船が寄港する鳥取県、カンウォン道、
ロシア沿海地方の3つの地域の行政や経済界などが共同して貨物と乗客の
開拓などを進める協議会の設置を提案しました。
これに対して平井知事は「県内の経済界も新航路の活用に熱心に取り組んでいる。
県としても協議会の設置を実現したい」と述べて、理解を示しまし
た。
また会談ではできるかぎり早い時期にキム知事と平井知事がロシアを訪れ、
ロシア沿海地方のダリキン知事にも協議会の設置など新航路の活用で協力を
要請することでも意見が一致しました。
http://www.nhk.or.jp/tottori/lnews/01.html 依頼135