国会初日の風景はスト・ボイコット・座り込み…
予想通り、6月の国会が序盤から揺さぶられている。
与党ハンナラ党は29日、12の常任委員会を開いたが、野党民主党が「実力阻止」と「会議進行の
拒否」で対応した。
与野党が対立する最前線には、メディア法の処理を扱う文化体育観光放送通信委員会(文放委)が
ある。同午前9時40分ごろ、民主党議員ら10人は補佐官らとともに文放委の会議場前に集まり、
ハンナラ党議員らの出入りを防いだ。これらは「単独国会に絶対反対」というピケを手に、椅子で会議場の
ドアを封鎖した。
文放委のハンナラ党幹事、羅卿ウォン(ナ・ギョンウォン)議員は「今日の会議はメディア法ではなく、争点
となっている法案以外の法案を審議するために招集された」とした上で「国会の正常化に向けた第一歩と
なる今日の会議を開けなくするのは、国会を全面禁止するのも同然」と抗議した。しかし、民主党幹事の
田炳憲(チョン・ビョンホン)議員は「案件についての協議もしないまま、一方的に会議を開くのは受け入れ
られない」と対抗した。
結局、高興吉(コ・フンギル)文放委員長は「不必要な衝突は避けたい」とし、会議を断念した。しかし
高委員長は「メディア法を6月の国会で処理する」との方針を繰り返し述べた後「メディア発展委員会の
報告書と自由先進党、創造韓国党の代案などを検討し、週内にハンナラ党が単一化した案を作る」と
述べた。
この日、企画財政委員会、外交通商統一委員会、行政安全委員会などハンナラ党が委員長を務
める常任委員会は、民主党は出席しなかったものの、自由先進党、親朴連帯が参加し、正常に行われ
た。法制司法委員会など野党が委員長を務める常任委員会では、委員長が議事進行に向けた発言
だけ認め、法案の審議は保留したまま会議を終えた。
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=117307&servcode=200§code=200
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