「子宮がん検診受けて」マンコチェッカーの先生が顔出しで訴え、若い世代だけに無料券配布

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1 トサミズキ(アラバマ州)

子宮頸がん 若い世代に無料クーポン券配布 100%予防可能、検診受けて

検診でほぼ100%予防できる子宮頸(けい)がん。米国では検診受診率が80%を超え
発症や死亡が減っているが、日本では24%にとどまり、年間2500人が亡くなってい
る。特に若い世代の受診率が低く、厚生労働省は受診率アップを目指し、対象年齢の女性
に検診の無料クーポン券を配布する。専門医は「検診が自分の命を守るのに有効なことを
知ってほしい」と呼びかけている。

検診で必ず発見
子宮頸がんは子宮の入り口(頸部)にできるがんで、性交渉によってHPV(ヒト・パピ
ローマウイルス)に感染することが原因で起こる。HPVはありふれたウイルスで性交渉
があれば誰でも感染の可能性がある。感染しても多くの人は自分の免疫力でウイルスを排
除できるが、約1割がウイルスを排除できずに感染が持続し、さらにその中からがんに進
行する人がいる。

ただ、感染からがんに進行するまでには5〜10年以上かかり、がんになる前に細胞が変
形する「異形成」という状態になるため、定期的な検診でがんになる前に必ず発見・治療できる。
自治医大附属さいたま医療センター産婦人科の今野良教授は「子宮頸がん検診は世界で最
も普及し、効果が評価されている。先進国のほとんどで検診受診率が60〜80%と高い
のに対し、日本は30%以下で、それが若い世代の発症や死亡の増加につながっている」と指摘する。
欧米に比べて検診受診率が低いとはいえ、50歳以上の世代はそれ以下に比べれば高く、
子宮頸がんの発生と死亡は減少。一方で、20〜40代では発生・死亡ともに増加、中に
は妊娠で初めて婦人科を受診し、悪化した子宮頸がんが発見されるケースもある。

http://sankei.jp.msn.com/life/body/090627/bdy0906270804000-n1.htm

がぞう
http://sankei.jp.msn.com/photos/life/body/090627/bdy0906270804000-p2.jpg