【次代への名言】6月26日・ケネディ大統領
■「自由には多くの困難がともない、民主主義は完全ではない。
しかし、我々(われわれ)は絶対、壁を築いて国民を閉じこめたりはしない」(ケネディ大統領)
1963(昭和38)年のきょう、西ベルリン南部のルドルフ野外広場。
簡単なあいさつのあと、ケネディ大統領が次のように語りはじめたとき、数十万人の聴衆の歓呼はすぐさま頂点に達した。
「2千年前、『ローマ市民である』といえることは最高の自慢だった。今日、自由世界で最高の誇りをもって語られることばは、
『イヒ・ビン・アイン・ベルリナー(私はベルリン市民である)』である」
時代を説明しておきたい。当時は東西冷戦のさなかにあった。
西ベルリンは東ドイツの心臓部に位置する“西側の孤島”であり、冷戦の最前線だった。
ここに民族を隔てる壁が建築されたのは2年前。前年10月には米ソが核戦争の寸前にまでいたったキューバ危機が起こった。
冒頭は、ドイツ人の胸の奥に深く刻み込まれた、このときの名演説の一節。
「ベルリンの壁は、共産主義システムが失敗した最も明白かつ生きた証拠であり(中略)
歴史のみならず、人道や離散した家族、夫や妻、兄弟姉妹、そして再会を望みながら引き裂かれた人たちすべてに対する罪である」と続く。
それから約半世紀。ベルリンの壁とソ連は消滅した。
だが、北朝鮮の「壁」が崩れない限り、冷戦は終わらない。
http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/090626/acd0906260249000-n1.htm 依頼242
以下移民がどうこう言い出す奴でお送りします