特に生活に困っている世帯を支援するため、福岡県は県営住宅の一部について
収入に占める家賃の割合や高齢者や障害のある人が世帯にいるかどうかなどを点数化して
優先順位を決める新しい方法での募集を、来月27日から始めることになりました。
毎年およそ1200戸の県営住宅を提供している福岡県では、これまで原則としてすべての希望者の中から
抽せんで入居者を決めていましたが、議会などからは特に収入が少ない世帯が入居しやすいように
改善すべきだという意見が出されていました。
このため、福岡県は入居者を選ぶ方法を今年度から改め、400戸の県営住宅について、
▼収入に占める家賃の割合や、
▼高齢者や障害のある人が世帯にいるかどうか、
▼現在住んでいる住宅の広さなどを点数化し、
点数の高い世帯から優先的に入居してもらうことになりました。
点数制による入居者募集の1回目は来月27日から8月4日まで行われ、150戸を募集する予定だということです。
http://www.nhk.or.jp/fukuoka/lnews/06.html