Apacheに、DoS攻撃に繋がる脆弱性が新たに見つかったそうだ
この脆弱性は、これを利用したHTTP DoSツール「Slowloris」がリリースされたことから明らかになったとのこと。
この攻撃ツールはApacheに不完全なリクエストヘッダーを送り続けるもので、
Apacheが最後のヘッダが送られてくるのを待つ間、偽のヘッダを送ることで接続をオープンにし続け、
Apacheのプロセスを一杯にさせるものだという。
脆弱性はApache 1.x、 2.x、 dhttpd、 GoAhead WebServer、そしてSquidにて確認されているが、
IIS6.0、 IIS7.0、およびlighttpdでは確認されていないとのこと。
SANSでは詳細のレポートが挙がっており、TimeOutディレクティブでタイムアウト値の設定を変えることで
この攻撃を軽減することが可能とのことで、今のところ対策はこれくらいしかないそうだ。
http://slashdot.jp/security/article.pl?sid=09/06/23/0455215 http://ha.ckers.org/slowloris/