ジョブズ>>>>>>>>>iPhone
[サンフランシスコ 18日 ロイター] 米アップル<AAPL.O>は、ビデオや音声の機能を拡充した携帯電話端末
の新モデル「iPhone 3GS」を19日から発売する。しかし、投資家やユーザーは新製品よりむしろ、ジョブズ
最高経営責任者(CEO)の復帰時期により強い関心を寄せている。
ジョブズ氏は健康問題を理由に6カ月ほど休養を取っているが、アップルは、ジョブズ氏がいつ、どのようなポ
ストで戻ってくるかなど復帰の詳細については沈黙を続けており、6月末の復帰を望んでいるとのフレーズを繰り
返している。
アナリストの間では、ジョブズ氏は大局的に経営や製品開発などに集中出来る新たな役職に就き、現在、CEO
代行を務めるティム・クック最高執行責任者(COO)が会社の日常的な運営に従事する可能性があるとの声が
聞かれる。
アップルの株価は今年に入って既に60%上昇しており、ジョブズCEOが復帰しても、一段の上昇は限定的な
ものになるとの見方が多い。
また、投資家はジョブズ氏を支える同社幹部の存在に安心感を持ちつつあり、仮にジョブズ氏の役割が縮小し
たとしても、株価の下落は短期的なものになるとみている。
米国とそのほか7カ国で19日から発売される「iPhone 3GS」には、ポジティブな評価がある一方で、現行機
種との差があまりないとの指摘もある。また、購入者の多くがすでに予約をしているため、発売初日はiPhoneが
初めて発売されたときのような騒ぎにはならないとみられている。
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