上昇トレンド終焉の見極めが重要に
6月12日に、日経平均株価はとうとう終値でも1万円大台を回復しました。終値での大台回復は、08年10月7日以来8ヵ月ぶりのことです。
3月 10日に付けたバブル崩壊後の終値ベースの安値7054.98円から、12日終値10135.82円までの上昇幅は3080.84円、上昇率は43.7%です。
市場では、リーマン・ショック前の9月12日終値12214.76円まで戻っていないから、そこまでは戻るとの強気の声が出始めているようです。
ですが「どこまで戻った」という値そのものは、はっきりと天井を打って、株価が下がってきてからでないとわかりません。それではその分の利益を失ってしまいます。
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