■画像■6歳の頃レイプされた女性「絶対に許さない」

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1 ヘラオオバコ(青森県)

ジンバブエに住むホープさん(18)が親族の男にレイプされたのは、14歳の時だった。「押し倒され、手で口をふさがれた。だれかに話したら殺すと脅された」――。
同国には、「エイズ患者が性経験のない少女をレイプすれば治る」という迷信が広がる。ホープはその被害者の1人だ。

国連児童基金(ユニセフ)によると、同国内では同じようにして襲われる少女たちが後を絶たない。ホープさんはおじによるレイプで妊娠。さらにエイズウイルス(HIV)に感染した。

ベティ・マコニさん(37)は、そんな少女たちを1人でも多く救おうと、救済組織、ガール・チャイルド・ネットワーク(GCN)を通して手を差し伸べている。
「毎日10人の少女がレイプされたと訴えてくる。何も手を打たなければ年間3600人がエイズにかかっているかもしれない」と、マコニさんは話す。

マコニさん自身も被害者だった。6歳の時、地元の商店主に襲われた。母親に「そんなことを人前で話すものではない」と諭され、「だれにも泣きつくことができなかった」という。
3年後、父親が母親を殺害する現場を目撃した。この時、「女性が沈黙を守れば恐ろしいことになる」と気づき、自らに誓った。
「少女たちの、女性たちの悲劇を決して繰り返してはならない」

http://www.cnn.co.jp/world/CNN200906140003.html
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