アレクサンドラちゃんかわいい

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1 タネツケバナ(関西地方)

 2006年トリノ五輪銀メダリスト、サーシャ・コーエン(米国)が4シーズンぶりに帰ってくる。

 もともと、技術、表現力ともに高い実力を持った選手。バレエで培った柔軟性を生かした美しいスピンやスパイラルは芸術的だ。
 
 しかし、06年3月の世界選手権を最後に、「燃え尽きた」と競技生活の引退を宣言。その後はアイスショーに出演したり、女優業にも挑戦したりした。

 それが突如、来年のバンクーバー五輪を目指すことを宣言した。24歳のコーエンは「とてもワクワクしている。自信はある」と語る一方で、「これが最後のチャンス」とも。

 確かに、バンクーバーの次は14年のソチ五輪。その時、コーエンは29歳になる。若手の台頭が激しいフィギュア界だけに、年齢的なものを考えると、バンクーバーが最後の大舞台となるかもしれない。

 現在は、かつて浅田真央(中京大)も師事していたラファエル・アルトゥニアン・コーチとともに猛特訓中。高度な2連続3回転ジャンプも習得間近だという。今後は11月のグランプリシリーズ第5戦、スケートアメリカへの出場が濃厚だ。

 ただ、米国の女子フィギュアの五輪出場枠はわずか2つしかない。レイチェル・フラット(16)、キャロライン・ジャン(16)、アシュレイ・ワグナー(18)、長洲未来(16)といった10代の成長株とこの枠を争わなければならないのだ。

 果たして、コーエンは3年間のブランクを埋められるのか。円熟味を増したコーエンの滑りを、五輪の舞台でぜひ、見てみたいものだが…。

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090607-00000533-san-spo