●●スレ立て依頼所●●

このエントリーをはてなブックマークに追加
273 ハルジオン(東京都)
マスコミ「景気と財政『底打ち』とは気が早えーよ!まだまだ不景気なんだよ!」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2009060802000067.html

景気について一部に楽観的な見方が出てきた。本当ならそれに越したことはないが
いささか気が早い。財政再建論議でも景気立て直しが最優先になる。成長シナリオの
再構築を急がねばならない。
与謝野馨財務・金融・経済財政担当相は先の会見で、景気は「(一〜三月期が)底打ち
の時期だった」と述べた。四〜六月期以降は上昇カーブを描いて、年末から来春にかけて
元に戻るという認識のようだ。
たしかに、四月の鉱工業生産は季節調整済み指数が前月比5・2%増と二カ月連続で
プラスになった。出荷も同様にプラスに転じるなど、生産水準はひところの最悪期を脱した気配もある。
とはいえ、雇用情勢は完全失業率が5%台を記録するなど依然、厳しい。企業の雇用余剰感は強く
これから正社員を含めたリストラはむしろ加速する気配だ。底打ち感があるといっても、言って
みれば「深海での話」と受け止めなければならない。海面上の光が見えるのは当分、先になる。
そんな中、政府は「骨太の方針2009」策定に向けて、財政再建論議を復活している。
二〇一一年度までに基礎的財政収支(プライマリーバランス)の均衡を達成するという従来の
目標を先送りする一方、対国内総生産(GDP)比でみた債務残高比率を引き下げる目標を掲げるようだ。