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159 カタクリ(ネブラスカ州)
障害者の4割「差別を感じる」

障害者の4割に「差別感」 福祉計画で市民交流、共生促進へ 佐野市アンケート
 【佐野】市内の障害者の約4割が差別された経験がある一方で、市民の半数は障害者福祉の基本理念である
「ノーマライゼーション(共生)」を全く知らないことが、市のアンケートで分かった。市は障害者に対する理解
を促す必要があるとして、このほど策定した「第2期市障がい者福祉計画」に両者の交流機会の提供や、
市民ボランティアを介した障害者の「心の居場所づくり」に力を入れる方針を盛り込んだ。
 アンケートは計画策定に当たり、身体、知的、精神障害者や障害児の親、市民らを対象に昨年実施した。
 障害者に対する調査では、日常生活や学校、職場で「差別や疎外感を感じたことがあるか」との問いに、
約4割が「ある」と回答。「ない」は約2割にすぎなかった。
 理解を深めるため力を入れるべきこととしては「地域活動などを通した障害者と地域の交流」が3割強で
最も多かった。
 市民対象の調査では、障害者が特別視されず安心して暮らせる「ノーマライゼーション」の理念を「よく知って
いる」「だいたい知っている」のは約2割にとどまった。
 また「障害者に対する市民の理解は深まったか」の問いに、約5割が「そう思わない」「どちらかといえば思わ
ない」と答え、理由に「障害者と接する場、機会がない」を挙げた人が最も多かった。
 市は「ノーマライゼーションの理念が市民に浸透していない」として、市民や企業などに対する啓発活動の
強化を第2期計画に追加。計画期間である本年度から2011年度までの3年間で、地域を巻き込んだ障害者
の居場所づくりや、交流の介助などをしてくれるボランティアの養成講座などを企画していく考えだ。
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20090607/157845