世界最大のサンゴ礁を抱えるオーストラリア東部のグレートバリアリーフで2003年、新婚旅行中の女性(当時26)がダイビングで死亡し、豪州の裁判所は5日、
米アラバマ州居住の前夫に計画性のない殺人の罪で禁固4年半の判決を言い渡した。前夫は有罪を認めていた。
結婚前、女性に生命保険額を最高額にするよう求めており、保険金を狙った犯行ともみられている。
女性は同年、オーストラリア北部クインズランド州タウンズビル沖合にある難破船が沈む深さ約13.5メートルの海域でダイビングに興じていた際、死亡していた。
被告はダイビングのベテランだが、女性は初心者だった。
被告は当初、女性の死亡は事故と主張。しかし、捜査当局は被告の説明に矛盾があることや、女性の父親が生命保険増額の事実を明らかにしたことなどから被告を逮捕、起訴していた。
被告は女性の死亡後、保険会社に問い合わせていることも分かった。
2人はアラバマ州で挙式した2日後に豪州へ向かっていた。
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200906050017.html