現地時間2009年6月2日〜4日まで、アメリカのロサンゼルスにて開催されるE3 (エレクトロニック・エンターテインメント・エキスポ)。その前日、マイクロソフトは 会場近郊で“Xbox 360 E3 09 Media Briefing”を実施した。 カンファレンスのオープニングを飾る形で登場したのは、MTV GamesのXbox 360用 ソフト『The Beatles: Rock Band』。発表以来長らくベールに包まれていた本作の ゲーム画面が初公開され、3Dモデルで再現されたジョン、ポール、ジョージ、リンゴ、 4人の映像に合わせて演奏する様子がスクリーンに映し出された。HarmonixのCEO、 アレックス・リゴプロス氏を始めとする開発スタッフの面々によるデモプレイも行われ、 ビートルズ中期を代表する曲のひとつ『Day Tripper』をお披露目。そのほか、 スクリーン映像では『I Saw Her Standing There』、『I Wanna Hold Your Hand』、 『I Feel Fine』、『Tax Man』、『I Am The Walrus』、『Back In The U.S.S.R.』、『Octopus’s Garden』、『Here Comes The Sun』、『Get Back』という全時代を網羅した楽曲群も公開に。 楽曲のバックで流れる映像は、たとえば『Get Back』ならレコード会社の屋上で行われた 伝説のゲリラライブがモチーフといった具合に、時代ごとのメンバーの姿を再現した 内容になっていた。 追加楽曲に関する情報も明らかに。『All You Need Is Love』に関してはダウンロード コンテンツとして追加配信され、その売り上げは国境なき医師団にされることが発表された。 なお、『The Beatles: Rock Band』は北米で2009年9月9日に発売予定。日本での発売は 未定となっている。