「婚活に積極的でない男性が多いのは不景気のせい。景気が好転すれば婚活ブームはさらに盛り上がる」

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1 ねこやなぎ(鹿児島県)

男性はなぜ婚活ブームに乗ってこないのか。インターネット調査会社マクロミルの「独身男女1000人調査
〜結婚意識と婚活に関する調査」(2009年2月)で、興味深い結果が明らかになった。この調査では、
現在婚活中、または婚活を予定している人に今後したい婚活を尋ねている(複数回答)。それによれば、
女性では「外見磨き(65%)」「料理と家事のスキルアップ(60%)」「趣味や特技を身につける(54%)」
「友人から紹介してもらう(51%)」「ダイエットする(48%)」「遊び、飲み会の誘いに積極的に参加する
(45%)」など、さまざまな声があがった。これに対し、男性では「仕事のスキルを磨く(51%)」「収入を
アップさせる(48%)」が最多に。あとは「友人から紹介してもらう(43%)」「体を鍛える(41%)」と
いった程度だった。「何はともあれ収入を上げないと、結婚なんてできないよ」という男性のリアルな本音が
聞こえてきそうだ。実際、「自分の将来が不安で、結婚を考える余裕はない」という男性も46%と半数近くに
上っている。不況ゆえに女性の間で盛り上がっている婚活ブーム。だが、景気が好転しない限り、男性のほうは
婚活に積極的になれないのである。

ただ、前出の永濱氏も指摘するように、夫婦共稼ぎなら経済的なリスクはむしろ減る。「収入を上げてから
美人と結婚する」より、「働き者の女性と結婚し、2人で収入を上げる」ほうが話が早いかもしれない。それには
仕事のスキルより、対人スキルを上げることが肝心だ。たとえば、合コンに通っては自主トレーニングし、
聞き上手、気配り上手になる。「仕事で疲れて帰っても、一緒にいればやすらげるかも」と女性も好印象を
持つに違いない。料理教室で家事の腕を上げるのも手だ。

婚活の仕上げは、なべつかみ付きの婚活トランクスで。「収入はたいしたことないけど、家事なら任せて!」と
明るくアピールしよう。なにしろ空前の婚活ブーム。その気になりさえすれば、盛り上がった女子のハートを
つかまえることは難しくない。

http://diamond.jp/series/marriage/10011/