低価格マンション開発、今秋投入/穴吹工務店
2009/05/28 09:45
「NEWサーパス」の完成イメージ
http://www.shikoku-np.co.jp/img_news.aspx?id=20090528000088&no=1 穴吹工務店(香川県高松市)は27日、分譲マンション「サーパス」シリーズを刷新し、
低価格と優れた環境性能をコンセプトに開発した「NEWサーパス」(仮称)を、今秋から市場投入すると発表した。
景気悪化によるマンション販売の低迷や建築資材の高騰に対応。
現シリーズより価格を1割程度引き下げて、中心購入層となる団塊ジュニア世代などにアピールする。
「サーパス」シリーズの全面的なモデルチェンジは初めて。
ガラス・アルミ材の導入や構造の見直しで軽量化を図り、建築コストを約2割圧縮する。
販売価格は、3LDKで現行より1割程度安い2000万円台前半と設定。
基本プランのほか、間取りを変更した3種類の仕様を提案。各仕様の販売価格を明示して、選びやすさを訴える。
また、環境意識の高まりを踏まえ、ペア(2重)ガラスやLED照明、ノンフロン断熱材を採用した物件を企画。
省エネ住宅とすることで、入居後のランニングコストの低減や住宅ローン金利の省エネ優遇取得への対応も進める。
今秋以降に中国、東海地方から順次発売する計画。
2010年度には、年間発売戸数の3分の1に当たる約1000戸の供給を予定する。
穴吹英隆社長は「設計、施工を手がける当社独自のシステムによって、価格ダウンと環境対応を実現した。
将来は発売戸数の3分の2程度を占める主力商品としたい」と話した。
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/economy/article.aspx?id=20090528000088