2009年5月26日、環球時報によると、香港紙「サウスチャイナ・モーニングポスト」は25日、
不況の影響から輸出が伸び悩む中国では内需の拡大が命題となっているが、この中で子どもの存在が注目を浴びていると報じた。
「小皇帝」「小公主」と呼ばれる4億人の一人っ子たちは救世主となりうるか。
上海のある男性は「収入の半分は子どもに費やす。素晴らしい未来を手に入れて欲しい」と語る。
経済危機の影響で収入が減少しているにも関わらず、子どもに費やす金額は決して減らしていない。
ブランド子ども服やハイテクおもちゃ、さらに栄養食品は「小皇帝」たちの必需品だ。
製造業をはじめ多くの企業が「子どもたちの需要」に注目する。外国企業は商品をこの人口最大の国に輸出するだけではなく、
ブームさえも輸出する。3月には世界最大のバービー人形の専門店が上海でオープンし、女の子たちの注目を集めている。
お母さん世代には「バービー人形は夢の話だった」。
男の子に人気の自動車のおもちゃはお父さん世代が欲しがった拳銃のおもちゃの100倍以上の価格だ。
中国には現在4億を超える14歳以下の子どもがおり、毎年2000万人のペースで増加している。
このことから子供向け商品は巨大市場となっており、おもちゃ市場の売り上げは毎年40%ずつ上昇している。
さらに子ども服も毎年8億着売れており、8%のペースで成長している。他に文具、栄養食品や学習塾なども注目されており、
子どもをターゲットにした企業活動がますます活発化していきそうだ。
http://www.excite.co.jp/News/china/20090528/Recordchina_20090528021.html 依頼456