埼玉の魅力を次世代に
「特徴がない」「ダさいたま」などと揶揄(やゆ)される埼玉県に、心底ほれこんでいる。
「中途半端こそ魅力。都会と田舎の両面を味わえるのは、ほかの県にはない」。
育ちは静岡県で、自称「静岡系埼玉人1世」。平成10年、結婚を機に埼玉県上尾市に
居を構えた。
静岡県民の目から見える埼玉は、まさに“不思議の国”。その割に、埼玉に関する本
が少なく、「なら、おれが書けばいい」。
平成20年6月、埼玉を論じた書籍「R16 二重人格だから埼玉はおもしろい」(まつ
やま書房、税抜き1619円)を出版した。
著書の中で、埼玉を理解するカギを、県内を東西に横断する国道16号にあると説く。
16号以南を都会、以北を田舎と定義。政治や経済、考え方などが、16号を境に変わ
ると指摘する。
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/saitama/090528/stm0905281124001-n1.htm