新型インフルエンザの影響で、ハワイ州の観光業界が大打撃を受けている。
AP通信によると、日本が警戒態勢を強化した今月10日以降、ハワイを訪れる
日本人観光客の数(日算)は、前年比で22〜37%減少している。
日本ではこれまでに293人の感染が確認されているが、海外旅行全般を控える人が
増えており、感染者が全く確認されていないグアムも含め、世界各地で日本人旅行者が減少している。
ハワイにとって日本人観光客は、すべての観光客の5分の1を占めるお得意さま。
支出額も多いため、多くの企業や小売店が依存している。ハワイの新型インフル感染者数は、
5日に最初の1人が確認されて以降、21日までに計40人に上っている。
州保健当局は、「病気への対応は単純。熱が華氏100度以上あり、せきやのどの痛みがある人は
1週間自宅にいること。薬なしで24時間たっても熱が出なくなればOK。
これを守れば感染拡大を防げる」と説明している。
http://www.usfl.com/Daily/News/09/05/0522_024.asp?id=70043