【依頼25】
2009/5/22 16:18 - オンライン百科事典の「Wikipedia(ウィキペディア)」の運営を行っているウィキペ
ディア財団は21日までに、ウィキペディアのライセンス形態をこれまでの「GNU Free Documentation
License(GFDL)」から「Creative Commons Attribution-Share Alike 3.0 License」に移行することを
決定した。
クリエーティブコモンズへのライセンス移行に関わる投票の結果、決まったもので、有効投票数、
17462票の内、賛成は全体の75.8%の13242票、反対は同10.5%の1829票、どちらでもないが
同13.7%の2391票となった。
クリエーティブコモンズへのライセンス移行は6月15日に実施される予定。
ウィキペディア内の文章を利用することはこれまでもGNUの規定で誰でも無料で利用することが
可能だったが、利用にあたってはGFDLのライセンス許諾書の全文を掲載する必要があった。
今回、クリエーティブコモンズへのライセンス移行が決定したことを受けて、ウィキペディア内の
文章を利用した場合ではライセンス許諾書の掲載を行う必要性はなくなるなどの利点が生まれる
こととなる。
ウィキペディア財団ではクリエーティブコモンズへのライセンス移行を契機にして、外部企業や
ユーザーにおけるウィキペディアのデータ利用の一層の普及、拡大を目指す。
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200905221618