【オシャレ】いっそ、ふんどし穿けよ【パンツ】

このエントリーをはてなブックマークに追加
1 セイヨウオダマキ(不明なsoftbank)

究極の勝負パンツが売れている。戦国武将の甲冑(かっ・ちゅう)を
デザインした「甲冑パンツ」。東京で下着メーカー「ログイン」を経営する
大阪府高槻市出身の野木志郎さん(48)が「ちまたの勝負パンツでは
気合が入るわけがない。特に派手好みの関西人には受けるはず」と企画。
税込み9240円という価格から、発売前は小売店から「安さを求める時代と
逆行している」と納品を断られることがほとんどだったが、発売直後から
話題になり、デパートなどで売り切れが続出している。

 股下が約20センチと長めのシルエットに、武将の旗印や鎧(よろい)の
佩楯(はい・だて)などの図柄をあしらう。真田昌幸モデルは六文銭、
「赤鬼」の異名を持つ井伊直政モデルは朱塗りと、デザインや色に武将の
個性を持たせた。包帯を改良したメッシュ生地で、フィット感があり通気性も
よいという。

 大阪の大丸心斎橋店では、2月にテレビで商品が紹介されてから
問い合わせが急増。一番人気の織田信長は発売10日ほどで売り切れた。
買い求める客の9割は女性。バレンタインデーのプレゼントとして恋人や夫に
贈ったり、息子の受験の「勝利」を願って買い求めたりするという。「頼りない男が
多いから、これでもはいて勝負しろという意思表示では」と野木社長。

 バイヤーの高島昌弘さん(34)は「消費者は価格重視という常識に
当てはまらない現象」と驚きを隠さない。「お客様の気持ちをくすぐる新基軸が
あれば不況でも物は売れることに気づかされた」。子どもの節句前の4月末から
子ども用も発売。取扱店も梅田、神戸、京都の各店に広がった。6月3日からは
大阪と京都の高島屋でも販売する予定だ。
プロスポーツ選手の引き合いも多いため、素材の強度を増すなどアスリート
向けの新商品を試作中という。(平畑玄洋)

http://mytown.asahi.com/hyogo/news.php?k_id=29000000905220004
http://mytown.asahi.com/hyogo/k_img_render.php?k_id=29000000905220004&o_id=7487&type=kiji.jpg