出所直後に刑務官暴行 栃木、男を逮捕 「爪を返して貰ってない」
服役を終え、黒羽刑務所(栃木県大田原市)を出所しようとした男が20日、見送りをした刑務官3人に
因縁をつけて殴ったなどとして、暴行の現行犯で栃木県警大田原署に逮捕された。
大田原署などによると、男は服役中に切った自分のつめをくるんだティッシュペーパーを没収されたと言い張り、
「返してもらっていない」と因縁をつけて殴りかかったという。
逮捕されたのは、住所不定、無職、福島輝久容疑者(50)。大田原署の調べによると、福島容疑者は同日午前9時ごろ、
刑務所を出るためにバスに乗り込もうとしたところ、因縁をつけて刑務官(45)ら3人の腹を殴ったり、ひじ打ちしたりして
軽傷を負わせた疑いが持たれている。
黒羽刑務所は「出所時にトラブルを起こして敷地内で逮捕されるケースは聞いたことがない」と話している。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090520/crm0905201355016-n1.htm