女子小学生にスポーツを教えよう 無報酬で駆け付けた大学生

このエントリーをはてなブックマークに追加
1 パキスタキス(アラバマ州)

東広島市の三ツ城小と広島大が陸上競技を通じて交流を深めている。
児童は専門的な指導に刺激を受け、大学生も教える喜びを感じている。

「スターティングブロックの調整は自分の体格に合わせて」「できるだけ前傾姿勢で走ろう」。
週2回、放課後の校庭で活動する「三ツ城アスリートクラブ」。
3―6年の27人にアドバイスするのは広島大陸上部の6人。
短距離走、ハードル、走り幅跳び…。練習メニューも決める。

指導してきたボランティアの男性が昨年6月に退任。
PTAから陸上部に要請があり、1月から指導を始めた。
大学生はアルバイトや自分の練習時間を削り、無報酬で駆け付けている。
100メートル走が専門の大学院教育学研究科2年の田中優介さん(24)は
「自分の教育実践の場になるし、何より記録を伸ばす喜びを感じてほしい」と言う。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn20090518033901.jpg
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200905180339.html