在日米海軍の原子力空母ジョージ・ワシントンの艦載機による夜間騒音が十一日ごろから急増している問題で、
米海軍厚木基地(大和、綾瀬市)周辺の大和、相模原、町田、座間の四市は十三日、深夜飛行の禁止を米軍に申し入れるよう国に文書などで要請した。
日米合同委員会では、厚木基地周辺の騒音軽減措置として午後十時以降の飛行禁止が日米間で取り決められている。
しかし、基地周辺の自治体では十二日午後十時〜翌午前一時までの深夜帯で七〇デシベル以上の騒音を三十二回測定。
同日午後五時までに住民から二百件を超える苦情が寄せられた。このうち百四十四件の苦情があった大和市の大木哲市長は十三日、
厚木基地のエリック・ガードナー司令官と会い、深夜飛行を控えるよう要請。
ガードナー司令官は「深夜飛行に関し、住民の被害を最小限にするため努力する」と答えたという。
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