[カンヌ 13日 ロイター] 第62回カンヌ国際映画祭が13日開幕した。
オープニング作品は、映画祭にも広がる景気後退の暗雲を吹き飛ばすようなコメディで、
初のアニメーションとなる「カールじいさんの空飛ぶ家」が上映された。
ディズニー傘下のピクサーが手掛けたピート・ドクター監督の同作品は、
前評判が高く、米ハリウッド・リポーター誌は「ほぼ間違いなくピクサー史上最も笑える作品」と評価していた。
同映画祭のディレクターを務めるティエリー・フレモー氏によると、
ことしはセレブリティによるイベントは例年より少なくなりそう。
同氏はロイターの取材で「これまではパーティーが多すぎたが、
ことしは映画に集中できるはずだ」と話した。
映画祭は12日間にわたって開催され、映画上映のほかに、
インタビューやレッドカーペット・イベント、パーティーなども行われる。
http://www.asahi.com/showbiz/enews/RTR200905130110.html