ハゲタカ

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1 シラー・カンパヌラータ(catv?)

壮絶な企業買収劇を描いたNHKドラマ「ハゲタカ」が映画化され、完成披露記者会見が11日開かれた。
主演の大森南朋さん(37)や玉山鉄二さん(29)、栗山千明さん(24)ら出演者が登場。
大森さんは「派遣切りのニュースが出て、また台本変わるんだろうなと思っていたらやっぱり変更されて、いつ終わるのか不安でした」とリアルなドラマらしいエピソードを紹介した。
「ハゲタカ」は、外資系ファンドから命を受けた天才ファンドマネジャーの鷲津政彦(大森さん)が買収を仕掛けて企業を再生させていくドラマで、
07年2月に放送され、る国際番組コンクール「イタリア賞」(イタリア放送協会主催)などを受賞している。
映画は、ドラマから4年後、膨大な資金を持つ「中国系ファンド」の指令を受けた劉一華(玉山さん)率いる「赤いハゲタカ」が、
日本の大手自動車メーカーに買収を仕掛け、鷲津と対決する。08年9月の「リーマンショック」で世界同時不況が発生し、脚本を大幅に書き換え、ラストシーンも変更されたという。
玉山さんは「カメラが回っていなくても緊張で糸が張りつめたような感じで、クランクアップ後2週間は抜け殻のようで普通の生活に戻れなかった」と明かした。
テレビキャスター役の栗山さんは「皆さんの長ぜりふを聞いている方が多かったし、記者のままでいいです」といい、
大手自動車メーカーの社長を演じた遠藤憲一さん(47)は「専門用語が分からなくて十数回もNGを出してしまって、
役者をやっていけるのか不安になりました」と緊迫した撮影の雰囲気を語った。

 ほかに、柴田恭兵さん(57)や中尾彬さん(66)らが出演。6月6日から全国東宝系でロードショー公開される。【立山夏行】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090511-00000065-maiall-ent