「勝負よりも「芸」を重んじ」…藤沢秀行さん死去、酒と博打と囲碁愛し
1 :
オウギカズラ(京都府):
きのう亡くなった囲碁の藤沢秀行さんは「棋士」より「碁打ち」という言葉の方が好きだった。そして勝負よりも「芸」を重んじた。
むろん人一倍勝ちたい。だが勝てばいいわけではない。碁とは盤上に描かれる「芸の表現」だという思いを抱き続けた
▼囲碁にうといわが耳にも、その天才と、破天荒な人となりは聞こえていた。石も置けぬほど酔っぱらって対局したこともある。
「飲む以上は、わけが分からなくなるまで飲む」。好きな漢詩の“教え”を守ったまでと、自著『勝負と芸』(岩波新書)に書いている
▼囲碁への精進も一通りではなかった。歩きながら考えに考え、塀や電柱にぶつかるのは毎度のこと。ホームの端に気づかず
線路に落ちたこともあると、これは親交のあった作家の故・中野孝次さんが書き残している
▼そんな藤沢さんを、中野さんは、自分の人生そのものを落語にしてしまった昭和の名人、古今亭志ん生に重ねていた。
八方破れな生き方と芸の溶けあった「宇宙」が、どちらにもあった。一時代が去ったと感慨深い向きが、囲碁好きには多いことだろう
▼碁と将棋の違いの一つは、石と駒にある。駒は一枚ずつ性格がはっきりしているが、石はどれも無性格だ。囲碁好きによれば、
それゆえの深さと、果てしなさが盤上にあるのだという
▼がんを乗り越えて66歳で輝いた「王座」のタイトルを翌年防衛し、最高齢記録を残した。「棋士は死す迄(まで)遠く果てしない
曠野(こうや)をさ迷える者」。好んだ詩文どおりに歩み、いままた雲上で碁敵(ごがたき)を探しているだろうか。
朝日新聞社:天声人語
http://www.asahi.com/paper/column.html 藤沢秀行さん死去、酒とばくちと囲碁愛し
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp0-20090509-492238.html
2 :
ホトケノザ(兵庫県):2009/05/09(土) 18:36:20.29 ID:7B0i15Ld
濃厚なホモスレ
3 :
コバノランタナ(新潟県):2009/05/09(土) 18:37:46.48 ID:l/K5S9WQ
酒と博打が好きな奴は大物小物の当たり外れがでかい
アル中の博打キチ
5 :
モッコウバラ(愛媛県):2009/05/09(土) 20:32:35.93 ID:sa11dJAK
結構驚いたんだけど
ぜんぜん伸びてねーな
オイ、コイツラゲイダゼ
7 :
エビネ(ネブラスカ州):2009/05/09(土) 20:39:33.40 ID:IBRjfKZi
健康くそくらえな生き方なわりに長生きしたんだな
8 :
マーガレット(長野県):2009/05/09(土) 20:55:23.79 ID:F4ymG7Uy
秀行の死を素行の悪い一棋士の死、死んでほっとしたとか言うやつがいるけど
それ以上に若手育成に尽力してたんだから損失の大きさは計り知れないよ
現在のトップは若手を教える暇なんてないんだから秀行のような過去トップだった棋士が若手を育てるしかない
ぱっとしない高段ってだけの棋士が教えるよりはよほどいいんだから
秀行が死んで日本はまた一歩国際競争力が低下したとみて日本棋院は危機感を持つべき
9 :
タニウズキ(千葉県):2009/05/09(土) 21:52:16.02 ID:A7SxPWB9
「次の一手」だか言う小冊子がウチにギッシリあったな・・・
この人何千万もある借金をタイトルの賞金で返したんだよ
11 :
ユキヤナギ(三重県):
囲碁のルールも知らんが
昔NHKか何かでみたドキュメンタリー見て
人生で唯一尊敬する人になった
「明日は今日よりはまともに生きたい そう思うだけ」
あの一言は永遠に忘れられない…
合掌