【画像あり】書道日本一の女子高生 夏帆さん(17)
書道日本一の腕惜しみなく披露 佐賀北高揮毫会
真剣な表情で書き上げる書道部員
全日本高校書道コンクールで昨年度まで14年連続日本一の佐賀北高書道部による揮毫(きごう)会が9日、佐賀市呉服元町の656(むつごろう)広場で開かれた。
実力者ぞろいの1〜3年生34人が来場者の注文を受け、木の板や色紙、扇子などに即興で書をしたためた。
市中心商店街の女性店主らでつくる「佐賀えびすめ会」が主催しており6回目。無料とあって来場者は後を絶たず、部員たちは「一球入魂」「夢」などの注文を受けて、言葉の雰囲気に合った字体で仕上げていた。
持参の用紙に2月と4月に生まれた2人の孫の名を書いてもらった佐賀市高木瀬町、会社員松尾明美さん(53)は「きれいな字で書いてもらった。来たかいがあった」と顔をほころばせ、
書道部長の3年平田夏帆さん(17)は「地域の人と触れ合えるのが揮毫会の魅力。笑顔でお礼を言われるのがうれしい」と話していた。
えびすめ会の重永敏美さん(70)は「商店街で店を経営するのは本当に厳しい時代。子どもたちのおかげで人が集まりありがたい」と話していた。
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20090510-656729-1-L.jpg http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saga/news/20090510-OYT8T00217.htm