ポイントカードの魅力

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1 シラネアオイ(新潟県)

なぜポイントカードは人を魅了するのか


17日放送の某テレビ番組で「定額給付金等で、どうせ“バラまき”をやるなら徹底的にバラまけ!」と国がポイントカードを発行してはどうか?という提案が成されていた。

日本国内で買い物をしたら、10円で1ポイントを付けて、ポイントが貯まると景品と交換するというシステムを作れば良い、
これは景気刺激策になるのではないか、と。

郵便局でも、『ゆうパック』に対応したスタンプカードがあると聞く。
確か10個荷物を出したら(スタンプを10個集めたら)11個めの荷物が無料になる…というサービスだったと思うのだが。

はじめから1割引の値段で商品やサービスを提供するよりも、こういったポイント制の方が実際、反応は良いらしい。
私の周りでも、「それだったら最初から割引の価格で売ればいいのに」と言いながら、ポイントカードを山ほど持っている人が多くいる。

考えるに、一律割引をしてしまうと、その商品を目にした全ての人が同じ恩恵をこうむる事になるのである。
たまたまその商品を見かけただけで、普段安い物の情報を収集するなどの努力をしていない人にでも。これが、節約を頑張る人たちには面白くない、という事ではないのだろうか。

しかし節約には限りがある。ポイントカードでもそうなのだが、
使った以上のものが返ってくる、という事はまずありえない。

本当は、商売で成功する事を考えるとか、収入そのものを増やす方向で頑張る方がずっと効率が良いはずではあるのだが、
こちらはそうなかなか簡単に行くものではない。

その点、ポイントを集める、という事だけならそう難しい事ではない。

どうもこの辺りが、ポイントカードの魅力なのではないかと考えている。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090501-00000034-tsuka-bus_all