将来地獄に落ちるのが確実なニュー速民だけど、地獄なんか3日で占領出来るよな

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425 スズメノヤリ(大阪府)
天国にも地獄にも食べ物は同じ分量,たくさんの食べ物があります。天国でも地獄でも,
みんなま〜あるい テーブルを囲んで座り食事を始めるのですが,
その時両者とも1メートル以上もある長い長い箸を使って食べなければならないのでした。
天国でも地獄でもその条件は全く同じなのでした。
ところがいざ食事を始めるとなると,天国と地獄ではその箸の使い方に大きな違いがありました。
地獄にいる人はそのなが〜い箸を使って一生懸命食べようとするのですが,
箸があまりにも長すぎるために,なかなか思うように食べ物を自分の口まで運ぶことができません。
益々躍起になって自分で自分の口まで食べ物を運ぼうとするのですが,躍起になればなるほどうまくいかず,
食べ物はポロポロポロポロと下に落ちるばかりでした。
ですから地獄にいる人達はいつまで経ってもおなか一杯になることはできず,いつも空腹の状態に苦しまなければなりませんでした。

一方,天国にいる人達はいつもおなか一杯の満足感を味わい,幸せを感じながら過ごしていました。
天国にいる人達は,そのなが〜い箸を決して自分のためには使わなかったのです。
そのなが〜い箸で食べ物をつまむと,その箸を自分の正面に座っている相手に向かって差しだし,
「あなたからどうぞ」と言って相手の口元まで自分の箸を運ぶのでした。
テーブルを囲むお互いがみんな同じように,「あなたからどうぞ」という箸の使い方をしています。
相手のために働かせる箸をみんなが持っているのでした。決して自分のために使う箸ではなかったのです。
相手のために自分を働かせることによって,相手もまた自分のために働いてくれる。
天国ではそういうことが自然に行われているのでした。ですから天国にいる人達はいつもおなか一杯で,幸せいっぱいなのでした。