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154 シュロ(dion軍)
京都府立医大、血管の新生をコントロールするたんぱく質ARIAを発見

 京都府立医科大学の松原弘明教授、池田宏二助教らは血管の新生をコントロールするたんぱく質を発見した。
このたんぱく質の活性を抑えると血管の内面を覆う血管内皮細胞のアポトーシス(細胞死)が減り、
血管新生を強めることもわかった。心筋梗塞(こうそく)、脳梗塞、
がんなどに対する薬の開発や遺伝子治療につながる可能性がある。
米国科学アカデミー紀要(PNAS)の電子版に掲載される。
 今回、ヒトの細胞から発見したたんぱく質はARIAと呼ぶ。マウスを使った実験の結果、
ARIAの発現を減らすとアポトーシス抑制に重要なたんぱく分子であるcIAPの発現が増え、
新生血管が増えたことがわかった。

 新生血管の内皮細胞は未熟なためアポトーシスを起こしやすい。
新生血管を消失させず維持、増強するには血管内皮細胞のアポトーシスを抑えることが重要となる。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0620090429eaah.html