道と市立保健所を持つ札幌、旭川、函館、小樽の4市は26日、
豚インフルエンザの流行地からの帰国者や接触者からの問い合わせに対応する電話相談窓口を開設した。
道は当面、保健福祉部健康安全室(011・204・5253)と
各地の道立保健所26カ所で、午前9時から午後9時まで電話相談を受け付ける。
初日の26日は、「道産豚肉を買ったが食べても大丈夫か」
「ワクチンの発を急ぐべきだ」などの質問や意見が11件あったという。
札幌市は27日以降、平日の午前9時〜午後5時は全10区の保健センターでも相談に対応する。
平日の午後5〜9時と土・日・祝日は保健所(011・622・5199)でのみ対応する。
一方、道内の養豚業者からは風評被害を恐れる声も。十勝管内幕別町で約300頭の放牧養豚に取り組む農業生産法人
「北海道ホープランド」社長、妹尾英美(ひでみ)さん(65)は
「豚肉のイメージダウンは免れないだろうが、豚肉そのものを避ける過剰な風評被害になることを恐れている。
消費者の方には正しい情報で判断してほしい」と訴えていた。【鈴木勝一、田中裕之】
http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20090427ddr041040005000c.html