メキシコと米国で発生した豚インフルエンザ問題で、
島根県が二十六日開いた危機管理連絡会議では、警戒レベルが引き上げられた際の危機管理対策本部の設置などを決めた。
会議には溝口善兵衛知事や錦織厚雄健康福祉部長をはじめ、関係各署から約二十人が出席。
担当者が、二十六日午前から電話相談窓口を設置、県のホームページに情報掲載したことなどを報告した。
今後の対応として、感染拡大に備えた対応準備
▽各保健所に電話相談窓口を設置
▽警戒レベルが引き上げられた場合の危機管理対策本部の設置―などを決めた。
教育委員会や県警などの関係機関とも連携し情報収集することも確認した。
溝口知事は「情報を迅速に把握し、関係機関への情報提供に全力を挙げる。
マニュアルに沿って各部署で準備を進めてほしい」と指示した。
県が設けた相談電話には、夕方までに一件問い合わせがあった。
松江市も新型インフルエンザ対策本部会議幹事会を開いた。総務部長ら関係課長たち約四十人が出席。
二十七日に緊急部長会議、二十八日に対策本部会議を開くことにした。
二十七日から健康推進課に電話相談窓口を設置する。Tel0852(60)8155。(永里真弓)
http://www.chugoku-np.co.jp/Health/An200904270255.html