メキシコを中心に感染が拡大している豚インフルエンザについて、
伊賀市と名張市は4月27日、部長級職員による対策会議を開き、
職員間の情報共有や連絡体制の強化などを確認した。【名張市で開かれた対策会議】
名張市健康福祉部によると、豚インフルエンザは世界保健機関(WHO)が
「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態に該当する」との認識を示しており、
今年3月から4月にメキシコで複数の死者が発生、アメリカやカナダでも患者が確認、国内では患者は確認されていないという。
27日午後5 時から開かれた名張市の対策会議には、亀井利克市長以下24人が出席。
山口伴尚健康福祉部長が、情報共有の徹底や大型連休中の幹部職員の居場所を明確にすることなどを説明。
亀井市長は「未然防止も含め、迅速に対応できるよう努めてほしい」と幹部職員に呼び掛けた。
また伊賀市では、同日午後4時から危機管理推進会議が開かれ、
内保博仁市長以下25人の幹部職員が出席。現在までに把握している情報の共有や、
今後の状況の変化にどう対応するかなどを話し合った。
豚インフルエンザについての相談、問い合わせは三重県健康危機管理室(059・224・2339)へ。
名張市の窓口は健康支援室(0595・63・6970)。
http://www.iga-younet.co.jp/news1/2009/04/post-48.html