【依頼:32】
東海環状自動車道:御望山トンネル「Bルート」採用 説明会、賛否は相半ば /岐阜
岐阜市北西部に計画されている東海環状自動車道西回りルートの通称「御望(ごも)山トンネル」について、
岐阜国道事務所は19日、同市下鵜飼の西部コミュニティセンターで住民説明会を開き、
山の北側斜面寄りの通称「Bルート」の採用方針を示した。
約210人の住民が参加して意見を述べたが、賛否は相半ばした。
96年に最初の都市計画ルートを決定したが、有識者の調査検討会が「斜面崩壊のリスクを増大させる」などとトンネル掘削の危険性を指摘。
住民も反対したため、同事務所は別の3ルートを提示。
先月末、当初のルートより最大200メートル北側のBルートを採用する意向を明らかにした。
この日の説明に対し、住民からは「多数の疑問があり、説明は不十分」「有識者の調査検討会の指摘と相反し、納得できない」との反対意見も出たが、
「過去に大きな自然災害はなく、危険性はない」としてBルート案に賛成する意見も聞かれた。【石山絵歩】
http://mainichi.jp/area/gifu/news/20090420ddlk21040021000c.html