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<地域政策学の魅力>
21世紀は地方の時代と言われています。中央集権から地方分権が進み、地方がその土地特有の
「まちづくり」ができるようになります。財源が地方に移されるという事は、同時に今まで以上に大きな
責任と専門的知識を持った人材が求められます。自分の郷土である栃木に貢献したい。栃木をよ
くすることは結果として祖国、日本をよくすることにもつながると思い、地方分権についての学問である、
地域政策学部を志しました。現在では地域に関する学部がある大学はたくさんありますが、とりわけ
高崎経済大学が全国で最初に設置しました。地域政策と言っても幅広いです。国の根幹をなす
憲法についてや、地方自治論、環境問題など様々です。現在、私たちを取り巻く生活の状況は
深刻です。地方分権の手始めとして地方交付税の削減と財源委譲の三位一体改革が行われ、
三割自治と言われた状況は改善されましたが、それでも都市と地方の格差問題など根本的改革が
必要です。このように地域政策学部では、幅広い分野を扱い、色々な視点でアプローチしていく、
これからますます魅力的になる学問です。