鉄の棒落下で生徒軽傷
16日午後、甲斐市の電柱の工事現場でおよそ5メートルの高さから鉄の棒が落下し、下を歩いていた女子高校生の
頭に当たりました。女子生徒は軽いけがをして病院で手当を受けました。
16日の午後4時半頃、甲斐市下今井で電柱工事の作業中、およそ5メートルの高さから鉄の棒が落下しました。
この棒が下を歩いていた近くに住む高校1年生の女子生徒(15)の頭に当たりました。
生徒は頭の右側を切る軽いけがをして、病院で手当を受けました。落ちた棒は電線を支える為に使われる「腕金」と呼ばれる物で、
長さはおよそ1メートル20センチ、重さは5キロほどあるということです。
当時、作業員はこの棒を取り外して腰にぶらさげた状態で作業をしていたということです。
警察は落下を防ぐ措置が不十分だったとして、工事を行っていた甲府市のケーブルテレビなどの設備会社、
「エヌディエス」に対し、道路の使用許可を取り消しました。
会社の説明によりますと、電柱の下には、警備員を配置していましたが、当時、どのように誘導していたかは分かっていないということです。
「エヌディエス」は「高校生にケガをさせてしまい、申し訳ありません。
2度と事故が起きないよう、安全管理の徹底を図っていきます」と話しています。
http://www.nhk.or.jp/kofu/lnews/01.html