「幻の特攻基地」万世飛行場の空撮写真
太平洋戦争末期に建設され残された資料がほとんどないことから、「幻の特攻基地」といわれる南さつま市加世田高橋の
陸軍万世飛行場の航空写真が見つかった。米軍が終戦直前に撮影し、米国立公文書館に保存。南九州市知覧の知覧
特攻平和会館が3月入手した。同館は「基地の様子を知る貴重な資料」と解析を進めている。
同館によると、万世飛行場の航空写真が見つかったのは初めて。1945(昭和20)年7月22日、高度約6000メートル
から撮影された。長さ約1300メートル、幅約400メートルの滑走路は舗装されておらず、広場のように見える。格納庫や
兵舎とみられる建物のほか、本物かダミーか現時点では分からないが、7機の飛行機も確認できる。
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