イタリア「今回の程度の地震では新聞記事にもならないとか日本地震に強すぎだろ・・・」
2009/04/08(水) 02:08:50 ID:7zDkqZA0O
実際の現場でいくつか感じた事を無造作に書いてみますね
@イタリア人や欧米人は、建物の安全や規格よりは美しさを選ぶという事です国が定めた規格、基準決まりといった物に対してのアレルギーが根底にあるようです
A安全なコンクリートジャングルに住むなら、死んだ方がましという考えで、生まれ育っている
B自国の政府や警察機構は全く当てに出来ないという感情を持っている(年齢、性別問わず)
C消防士やレスキュー隊には、全面的に尊敬、尊重がある
D消防士やレスキュー隊は国からの指示よりも現場の状況、状態優先で指示作業している
Eイタリア人は皆バラバラのイメージがあるが、物凄い団結力を見せる時がある
具体的には、男は全員救助活動に手を貸し、女性は食べ物や子供達の世話などの完璧な役割分担
F危険な場所で入ってはいけない立入禁止区域でも勇敢な人が行くというと誰も止めない
(レスキュー隊がいない場合)あとでどうこう細かい事を言う人は一人もいない
G最後にお国柄の違いが分かりやすい例で見る事が出来たので、書いておきます。
大人が困難な状況にいる子供やお年寄り、動物に対して物凄く優しいという一例です
実際見て驚いたのは完全倒壊した建物の中に、人は残っていなかったが、飼い猫が居るはずだ
と子供が泣いていたらベロンベロンに酔っ払った爺さんがサッと胸に十字を切って瓦礫に突入して
20分位経過したら、なんと猫の首根っこを掴んで真っ白になりながら出て来た、更に驚いたのは
誰も爺さんを止めなかった事です 自分は危ないから止めた方がいいのではと、隣にいたのオヤジ
に聞いら『爺さんは男だろう、男が自分でやると決めたのだから誰にも止める権利はないのだ』
と言ってた、そして猫を救助して、みんな拍手喝采、子供は爺さんに抱き着いて一件落着と
思ったら、なんと爺さんまた瓦礫に突っ込で行きなんと子供のボロボロになった、正体不明の
ぬいぐるみをなぜか口にくわえて出て来た、爺さんが子供に一言『これで寂しくはないよ、もう大丈夫だ』と言い残した後、大袈裟にぶっ倒れてしまい
それを見たみんなが、なぜか爆笑していた、爺さんは住民が差し出したワインを持って
フラフラしながら、どこかへ歩いて行ってしまいましたが、ヨーロッパ人の本質をあらわしているなと思いました