韓国紙「中国は世界リーダーの資質不足。韓国や日本のように他人の立場を考える思考を持つべき」

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1 アザミ(東京都)

2009年4月6日、韓国紙・中央日報は、中国の学者ら5人が共同執筆した「不機嫌な中国」を取り上げ、
「中国が世界のリーダーになりたいのなら、まずは他人の立場に立って考える思考を身に着けるべきだ」と指摘した。

 同書は「米国は金がなくなった。製造業も崩壊した」「中華民族は偉大だ。中国は全人類を救う」など強烈な米
国批判や民族主義を展開する。1996年に出版され、中国における新たな民族主義台頭のきっかけとなった
「Noと言える中国」の続編とも言われ、世界中の注目を集めている。


 記事はまず、中国にとって屈辱の歴史の幕開けとなったアヘン戦争以来の苦難を考えれば、世界一の
米国債の保有国となった今、ようやく自尊心を取り戻した中国が「それなりの扱い」を求めて「不機嫌だ」と
主張するのも仕方のないことだとした。

 だが、一方で北朝鮮が今これほどまでに強気なのは「中国の後ろ盾があるからだ」と批判。北朝鮮が
「韓国人観光客を殺害したり、韓国人が大勢働く開城工業団地を閉鎖したり」したことに韓国国民は怒っている。
 「不機嫌」なのはむしろ韓国の方だと怒りをあらわにした。その上で、世界のリーダーになりたがっている中国に対し
「まずは他人の立場を考える思考を身に着けるべきだ」と指摘、今のままでは資質不足であることを強調した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090408-00000008-rcdc-cn