【依頼370】
市立中教頭、内申書をごみ捨て場に捨てる…福岡市
福岡市教育委員会は6日、同市西区の市立中学の男性教頭(47)が、生徒延べ
約2000人分の内申書のコピーや成績データ、進路希望などの文書を自宅近くの
ごみ捨て場に出していたと発表した。ごみの回収業者が気付き区役所に連絡、文書
は市教委が回収した。
市教委に対し教頭は「書類を手早く処理しようとした。申し訳ない」と話している。
市教委によると、文書は1998―2008年度に同中学に在籍した生徒に関する
もので、生徒の自宅の電話番号が記された学級連絡網なども含まれていた。
教頭は3月31日夜、勤務先の中学で保管資料を整理。学校に配布されている市関
連施設専用のごみ袋に入れて持ち帰り、4月2日未明にごみ捨て場に出した。家庭用
ごみ袋と違っていたことから業者が不審に思い連絡した。
通常こうした個人情報が含まれる文書は学校ごとに回収し、市の担当局が廃棄している。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090406-OHT1T00279.htm