山陰を拠点に活動するシンガー・ソングライターの六子さん(24)が二十九日夜、
安来市古川町にある安来節の殿堂・安来節演芸館で初のコンサートを開き、安来節保存会の
若手グループ「SOW(そう)〜想創」と共演した。
六子さんは、地元出身の作曲家、母里由美子さんと代表作「だんだん」や「祈り」のほか、
母里さんが演歌歌手の天童よしみさんに曲を提供した「風薫る」などを披露。
SOWとのジョイントでは一宇川耕士さん(28)の三味線伴奏で熱唱した。
SOWは、男女五人が安来節、しげさ節などに若さあふれる唄や踊りを披露し、盛り上げた。
初めて同演芸館の舞台に立った六子さんは「温かい声援に元気をもらった。SOWのメンバー全員(二十五人)と共演したい」と話した。
安来節の常設公演を行う同演芸館が入場無料の特別公演として企画。
パーソナリティー・べるをさんの軽妙な司会進行で、市民ら約三百人がさわやかな歌声や
郷土民謡を堪能した。
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