み みを120センチにまで大きくした米倉さん「元気な姿を見てほしい」
ツキノワグマ誕生日ケーキで祝う 佐世保市亜熱帯動植物園
佐世保市亜熱帯動植物園(船越町)で二十九日、二〇〇七年三月から飼育されているツキノワグマのきょうだい「元気」(雄)と「美海(みみ)」(雌)の二歳の誕生日を祝うイベントがあった。
同園によると、二頭は〇七年二月、長野県軽井沢町で親グマが捕殺処分された後、生後間もない状態で巣穴で発見、保護された。
当時体長は二〇−三〇センチだったが、現在、元気は約一五〇センチ、美海は約一二〇センチに成長した。
イベントでは大勢の家族連れが見守る中、二頭はやぐらで遊んだり、用意された好物のおからやイモ、果物を使った誕生日ケーキ二個をぺろりと完食。
子どもたちからは「食べた、食べた」「かわいい」などと歓声が上がった。
担当飼育員の米倉憲二さん(45)は「二頭は木登りが大好きで活発。元気な姿を見てほしい」と話した。
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20090330/06.shtml