■■■スレ立て依頼所■■■

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372 第305基地通信中隊(福島県)
実際に住んでみると、東北っていいところだよね。美人は多いし。

明治時代に「白河以北一山(ひとやま)百文」という言葉があった。栃木県と福島県の境に近い白河の関より北、つまり東北地方の土地は一山が百文の値打ちしかない。戊辰戦争でこの地方に攻め込んだ薩長などの政府軍が、さげすんでそう言ったのだという。
 ▼西日本や関東に比べ開発が遅れていることを指摘したのだろう。だが「失言」には間違いなく、東北の人たちの激しい反発を招いた。岩手・南部藩出身の原敬はあえて「一山」と号した。「屈辱」をバネに政党政治の確立をはかり、首相の座に上りつめたのである。
 ▼それから100年以上たち、東北地方には新幹線が走り、仙台などの大都市がいくつも出現している。もはや誰にも「一山百文」などと言わせない。それでもまだまだ、開発志向は強いのだろうか。ゼネコンにとって東北地方は魅力たっぷりな公共事業の宝庫らしい。
 ▼西松建設もこの10年間、東北全体で437億円もの事業を受注したという。このうち岩手、秋田両県でその半分以上の約230億円を占めていた。岩手は言うまでもなく小沢一郎民主党代表の地元であり、秋田もその影響力が強く「小沢王国」と言われているそうだ。
 ▼しかも検察当局の調べでは、ゼネコン各社の「受注調整」に小沢氏事務所がかかわっていた疑いもあるという。小沢氏やその側近たちが岩手や秋田に「王国」を築き、公共事業を牛耳ることで多額の献金を得る。そんな政治体質が浮かんでくるようである。
 ▼民主党内にはその小沢氏に「このままでは総選挙で負ける」と代表辞任を促す声も起き始めている。だが問題は民主党が選挙に勝てるかどうかではない。「王国」のような旧態依然たる政治をいつまで、のさばらせておくのかということなのだ。

http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090329/stt0903290322000-n1.htm